米国投資家なのにまだFANG買ってないの?
FANGというのはFacebook,Amazon,Netflix,Google(現Alphabet)の4社のことで、
この4社の頭文字をとってFANGと呼ばれています。
(FB,AMZN,NFLX,GOOGL→FANG)
FANGは米国株ベンチマークのS&P500を圧倒的に上回っている成績を残しています。
では、どのくらいの差があるのか?
portfoliovisualizer.comのサイトで確認してみます。
(配当再投資やリバランスの設定も出来るのでオススメ!)
過去5年(2013-2018)
例えばFANGに25%均等配分し、2013年に合計10000ドル投資したとします。
(FB,AMZN,NFLX,GOOGLに2500ドルずつ投資)
リバランスは無し。
配当は再投資。
比較対象はS&P500(Vanguard 500 index investor)です。
*S&P500はウォーレン・バフェット先生が自身の遺した財産の90%をS&P500に投資しろと言っている素晴らしいベンチマークだぞ!
10000ドル投資した結果
結果は、S&P500が21,038ドル。2.1倍です。
5年で資産が2倍ですから、なかなか良い成績ですね。
FANGは84,222ドル。10000ドルが5年でなんと8.4倍になりました。
S&P500の4倍の成績です。
S&P500がこのままのペースだと、現時点の成績に追いつくのにあと10年は必要です。
過去10年 (2008-2018)
FBの上場日が2013年なので、FB抜きでもう少し長期間で比較してみます。
今度はAMZN,NFLX,GOOGLに3分割した場合と、
異常に成績が良いNFLXを外して、AMZNに50%、GOOGLに50%投資した場合も比べてみます。
結果は
S&P500が23,618ドル(2.3倍)
AMZN+NFLX+GOOGLが246,342ドル(24.6倍)
AMZN+GOOGLが78,426ドル(7.8倍)
リーマンショック入れても2010年にはS&P500超えちゃいます。
2010年ではS&P500は半分くらいしか回復していません。
S&P500がようやく戻ってくるのは2012年頃。
S&P500は2018年の今でさえAMZN+GOOGLの2013年の成績くらい。
やっぱり2018年のFANGの成績に追いつくのにS&P500はあと10年は必要そうです。
直近1年(2017年02月~2018年02月)
1年でS&P500が12157ドル(+121%)
FANGが16,505ドル(+165%)
44%の差が出ました。
これでもまだFANGに投資しないの?
1年で44%の差がついてしまうのにまだ配当3%とか追ってるの?
ちなみに私自身はAMZNとNFLXをそれぞれ20%ずつポートフォリオに組み入れて保有しています。
結果がどうなるか5年後、10年後が楽しみですね。
書いたきっかけ(書いてみました!)
ころすけさんありがとうございました!
【まだFANG買ってないの?】
米国投資家はまだFANG買ってないの?うけるーこんな煽りタイトルで、誰か記事書いてないかな。
— ころすけ🇺🇸米国×新興国🇮🇳4月はインド強化月間 (@alice_bana9) 2018年3月13日