2018年4月に標準生命表が改定されます。
以前に改定されたのは2007年なので11年振りの改定となります。
2018年標準生命表の改定点
(引用元:公益社団法人 日本アクチュアリー会 標準生命表2018)
2018標準生命表の生保標準生命表(死亡保険用)では、
35歳男性で2007年は0.00105だったのが2018年では0.00077になりました。
これは平均寿命が延びたということになります。
男性ではおおむね2~3割程度、死亡率が減っています。
保険料への影響
終身保険に関しては保険者は長生きするようになるので、保険料率は下がる傾向にあります。
しかし、医療保険やガン保険に関しては、値上げする傾向にあります。
高齢になれば病気にかかる人が多くなるためです。
また、予定利率の引き上げも合わせて行うため、保険商品によって値上げの可能性もあります。
オリックス生命では今回の4月の改定を受けて、
終身保険のRISEや定期保険のファインセーブでは値下げすることを公表しました。
また、医療保険の新キュア・新キュアレディでは改定を行わないと公表しました。
(引用元:オリックス生命 ニュースリリース 2018年2月13日保険料の改定について~)
年齢や性別毎にそれぞれ値上げ、値下げが混在しています。
加入者への影響は?
保険料改定について影響を受けるのは
新規加入者のため、改定が行われる2018年4月より前に保険に加入している方は対象外です。
ただし定期保険などの満期を迎え更新する方には影響があります。
加入している保険と比べて今後どうするか【ほけんのFP】などの保険ショップで
ファイナンシャルプランナーへ相談された方が良いかもしれませんね。
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