MO(アルトリア・グループ)では
2008年にPM(フィリップ・モリス)をスピンオフしました。
気になったのでスピンオフ後のMOとPMのパフォーマンスを確認します。
PMをスピンオフしたのが2008年3月17日みたいなので、
まずは2008年3月17日~2018年3月17日までの株価終値を表にします。
MOとPMのリターン・リスク表
MOのシャープレシオは0.95
PMのシャープレシオは0.59
よってリスク・リターンについてはMOの方が良さそう。
また、PMは負債を配当や自社株買いに充ててるので利上げになったら大分辛そう。
営業利益率や配当性向についてもMOのほうが余裕がありそうです。
目次
MOとPMのリターンシミュ
MOが47,331ドル(+473.31%)
PMが31,001ドル(+310.01%)
VTIが25,822ドル(+258.22%)
よって2008年3月~の成績だとMOとPMは市場平均より良さそうです。
表とシミュレーションのリスク・リターンもほぼ同等の結果ですね。
配当金
MOが税引前11,178ドル。
PMが税引前7,891ドル。
増配率の平均はMOが18.39%、PMが18.07%なので同等です。
値上がりしている分だけMOのほうが有利。
ただPMに関しては配当金についてほぼ税が掛からないので税金面ではPMが良いですね。
市場がMOは米国、PMは米国外なのでどっちも買うのは全く問題無いです。
これから新興国が伸びるかもしれないし、日本もJTからPMにシフトするかもしれませんので。
MOのスピンオフ前の成績も比べるならこちらの記事へ
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