目次
国民健康保険料の上限引き上げ対象者
前年の引き上げ時の説明:
厚生労働省 資料(令和4年10月)
厚生労働省 資料(令和4年12月)
・令和5年度の国民健康保険税の上限引き上げについての資料です。
・この時には課税限度額102万円から104万円に引き上げられました。
ただし、上限額まで支払うことになる対象者は、
単身世帯の給与所得960万円(給与収入1120万円以上)の高所得者のみです。
世帯の割合は試算時点で全体の1.51%です。
令和6年度では、上限金額104万円から106万円へ引き上げられます。
引き上げ後の上限額に達するのは、単身世帯で、年収1160万円の世帯です。
全体の世帯数の1.52%が対象者と推計されています。
約98%の世帯はそこまで収入無いので、むしろ利益を受ける側です。
なお、同様の改定は毎年行われているため、令和7年度にも上限108万円になる可能性は高いです。
単身世帯の収入1200万以上あるような高所得者は泣いていいでしょう。
引用元:厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/content/12602000/001027486.pdf
https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/001006222.pdf
年間保険料の値上げが続く影響
- 高齢者向け医療等の拠出金の増加による医療費
- 賃金が横ばいなのに、給付する医療費が増えることによる赤字構造の拡大