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2023年10月版 全世界株式の投資信託 おすすめ3選(オールカントリー・オルカン)

全世界株式の投資信託(オールカントリー)
おすすめ3選を紹介していきます。

結論:
1.eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
2.Tracers MSCIオール・カントリー・インデックス(全世界株式)
3.楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド ※楽天証券限定

目次

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)

設定日:2018年10月31日
通称:オルカン
ベンチマーク:MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(税引後配当込み、円換算ベース)
運用管理費用(信託報酬):年率0.05775%以内(税抜0.0525%)
購入時手数料:なし
信託財産留保額:なし
信託期間:無期限
購入できる金融機関:各金融機関33社

1つ目は、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)です。
2018年10月から設定され、低コストの投資信託として一番信頼性があります。
ブログやツイッターでオルカンと略されている投資信託は
こちらのeMAXIS Slim全世界株式です。

特徴として、
業界最低水準の運用コストを目指すとしており、
他社類似ファンドが新規設定および信託報酬を引き下げた場合には、
その数か月後に同等の信託報酬以下に引き下げる施策
を行っております。

直近では、
Tracers MSCIオール・カントリー・インデックス(全世界株式)
が2023年4月26日に設定され、信託報酬は年率0.05775%でした。
当時のeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)では年率0.1133%でした。

この低コストの信託報酬に対して、
2023年8月18日に三菱UFJ国際投信株式会社は、
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の信託報酬を、
2023年9月8日から、それまでの年率0.1133%から年率0.05775%に引き下げました。

※他社が類似の投資信託を新規設定した場合、
後発の投資信託として、今まで販売されている投資信託の信託報酬よりも低い数値で販売されます。
(そうでないと、eMAXIS Slimから乗り換える人はいないからです)

ただし、現状で既に年率0.05775%という
今までにない低コストの信託報酬であることから、
これ以上の信託報酬の引き下げは難しい可能性があります。(他社も同様ですが)

Tracers MSCIオール・カントリー・インデックス(全世界株式)

設定日:2023年4月26日
ベンチマーク:MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(税引後配当込み、円換算ベース)
運用管理費用(信託報酬)年率0.05775%(税抜0.0525%)
購入時手数料:なし
信託財産留保額:なし
信託期間:無期限
購入できる金融機関:SBI証券・マネックス証券・楽天証券・auカブコム証券

2つ目は、Tracers MSCIオール・カントリー・インデックス(全世界株式)になります。
こちらは比較的新しく設定された投資信託で、
eMAXIS Slim全世界株式に対抗して、低コストを追求した投資信託になります。

Tracers MSCIオール・カントリー・インデックス(全世界株式)は、
2023年4月26日に設定され、信託報酬は年率0.05775%でした。
当時の最低コストのeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)よりも低コストで設定されました。

この低コストの信託報酬に対して、
2023年8月18日に三菱UFJ国際投信株式会社は、
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の信託報酬を、
2023年9月8日から、それまでの年率0.1133%から年率0.05775%に引き下げることを発表しました。

現在は、Tracers MSCIオール・カントリー・インデックス(全世界株式)と、
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)との信託報酬に差はありません。
(売買委託手数料・有価証券取引税・その他費用などの隠れコストは含まず)

購入できる金融機関に限りがあるため、eMAXIS Slimよりも資金が集まりにくいのがネックです。

楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド

設定日:2023年10月27日

ベンチマーク:MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(円換算ベース)
運用管理費用(信託報酬):年率0.05775%(税抜0.0525%)
ポイント還元率:0.0175%(年率)
購入時手数料:なし
信託財産留保額:なし
信託期間:無期限
購入できる金融機関:楽天証券 1社のみ

3つ目は、楽天証券からのみ購入が可能な、
楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンドです。
信託報酬はeMAXIS Slim、Tracersの2社と変わらず年率0.05775%です。

楽天独自の施策として、
2024年に開始される新NISAに合わせ、
投資信託の保有残高に応じてポイントが貯まる「投信残高ポイントプログラム」が開始されます。
対象ファンドは、
楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド ポイント還元率0.0175%
楽天・S&P500インデックス・ファンド  ポイント還元率0.0341%
この2つです。
信託報酬の年率0.05775%からポイント還元率を差し引くと、
年率0.04025%(税抜き年率0.035%)になります。

ただし、この施策は永続ではないため、ポイント還元が無くなったり、減額される可能性があります。
また、楽天証券でのみ販売される投資信託のため、
他の投資信託よりも流入する金額が低い場合があります。

本ホームページに掲載されている事項は、情報の提供を目的としたものであり、
証券投資の勧誘を目的としたものではありません。
最終的な投資決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。

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